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お役立ち情報

「シロアリ駆除業者が多くてどこを選べばいいのかわからない」
「シロアリ駆除業者を選ぶポイントが知りたい」

このような、シロアリ駆除や予防に関する悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?

シロアリ駆除や予防を依頼できる業者は数多く存在するからこそ、優良なところもあれば悪質な業者も存在します。
しかし、シロアリ被害を放置すると家にさまざまな悪影響が出てしまうため、信頼できる業者を見つけることが大切です。

本記事ではシロアリ駆除業者を選ぶ際のポイントについて、点検前に依頼する時点、点検後の対応に分けて解説します。

シロアリ被害は早期対策が重要

シロアリの被害は目に見えにくい場所から始まり、気づいたときには家全体の構造に深刻なダメージを与えているケースも少なくありません。特に日本のように湿気の多い気候では、木造住宅を好むシロアリにとっては絶好の環境です。

大切なのは、気づいたときにすぐ駆除をすることです。そのためには、普段からシロアリ予防を業者に依頼したり、シロアリ被害が気になった際に連絡できる業者を見つけておくことが大切です。

ここでは、見逃してはいけない主なシロアリ被害のサインを紹介します。

壁や柱の変色

壁紙や柱の表面に、うっすらとしたシミや変色が見られる場合、シロアリが発生している可能性があります。床や壁を叩いたときに空洞音がする、表面がふわふわと沈むような感触があれば、内部がシロアリの食害にあっている場合が考えられます。

たとえ表面がきれいでも中が空洞になっている場合もあるため、数ヶ月に1回など定期的にチェックしましょう。

フンなどによるアレルギー反応

シロアリが家の中にいると目には見えなくてもフンや死骸、抜け殻などが室内にたまります。

これらがアレルギー反応やぜんそくなどを引き起こす原因につながるのです。特に小さなお子さんや高齢者がいる家庭では、アレルギー症状に注意しましょう。

「最近、家の中で咳が出る」「目や鼻がかゆい」などの症状が続くのは、空気中のホコリや花粉だけでなく、シロアリの排泄物や死骸が影響している場合もあります。

耐久性低下による水漏れ・倒壊リスク

シロアリは柱や土台など建物の基礎部分を食べてしまうため、放置すると家の強度が低下します。

最悪の場合、地震や強風で倒壊するリスクまであるのです。床下や浴室まわりなど湿気が多い場所は被害の進行が早く、水漏れや配管の損傷にもつながります。

建物の寿命を縮めるだけでなく、高額な補修費用がかかるリスクもあるため、少しでも異変を感じたら、専門業者による点検を早めに依頼しましょう。

シロアリ駆除業者とのトラブルに注意

シロアリ被害が疑われた際には早めに業者へ駆除を依頼することが重要である一方、業者の中には対応がずさん、料金が高額などの悪質なところも存在します。

実はシロアリ駆除業界には、施工の質や価格、アフターフォローの体制などに大きな差があります。

ここでは、よくある3つのトラブル例を紹介するため、事前に確認しておきましょう。安心してシロアリ駆除業者を選ぶときの目安なります。

低品質な施工でシロアリが再発生する

表面上のシロアリだけを駆除して、床下や壁の奥などに潜んでいた巣を見逃してしまう中途半端な施工は、すぐに再発する原因です。

ずさんな対応の結果、半年〜1年以内に再びシロアリ被害が出てしまったというケースも少なくありません。

価格が極端に安い業者や作業時間が極端に短い場合は、必要な施工がされていない可能性があるため注意しましょう。

再発すれば二重の費用が発生するだけでなく、食害による建物のダメージも進行します。
信頼できる業者は見えない部分も丁寧に調査し、現地調査で撮影した写真を提示するなど、透明性が高く安心できる対応をしてくれます。

見積もり後に高額な追加料金の請求がある

シロアリ駆除業者の中にはやすい基本料金に対して、作業後に「薬剤を追加したから」「補強が必要だから」などと、後で高額請求されるトラブルも後を絶ちません。こうしたケースは見積もりの段階で十分な説明がなかったり、口頭だけで契約したりすることが主な原因です。

事前にきちんとした「見積書(書面)」をもらい、料金体系が明確であるかチェックしましょう。追加料金が発生する可能性も、あらかじめ説明がある業者は信頼性が高いと判断できます。

アフターフォローがない・短期間

シロアリ駆除は「やって終わり」ではありません。建物の状況によっては、数年後にまたシロアリが侵入するリスクもあるため、アフターフォローが重要です。

アフターフォローと保証期間がなければ、再発時に再度駆除費用を支払う必要があります。

できるだけ3年〜5年の保証期間を選びましょう。また、定期点検の案内や、万が一の再発時の対応内容などを契約前に確認しておくと安心です。

【点検前】シロアリ業者の選び方

シロアリ駆除を業者に依頼する際、信頼できるかどうか見極めるためチェックしたいポイントを紹介します。

残念ながら中には高額請求を目的とした、悪質な業者に当たってしまうリスクもあります。

以下の4つのポイントを確認し、安心して任せられる業者を探しましょう。

1、「日本しろあり対策協会」に加盟しているか

公益社団法人「日本しろあり対策協会」は、シロアリ防除に関するガイドラインや研修制度を整備している専門機関です。

この協会に加盟している業者は、一定の技術基準や施工品質をクリアしていると判断された場合に加入できます。

加盟業者は協会のルールに基づいて施工を行うため、薬剤の使用量や施工範囲、作業記録の保管なども安心して依頼できるメリットがあります。

シロアリ駆除業者を探す際には、公式サイトで業者が「日本しろあり対策協会」に加盟しているかを確認しておくとよいでしょう。

2、「しろあり防除施工士」の有資格者か

「しろあり防除施工士」は、以下のようにシロアリの防除施工をする技術者の資格制度です。

・シロアリ・腐朽・木材・薬剤・建築・防除施工に関する知識を持っています

・防除施工標準仕様書に則った確実な施工を行います

・協会が認定した薬剤を使用して施工します

・安全管理基準を遵守し、安全な施工を行います

・シロアリ防除をとりまく最新情報を学んでいます

引用:公益社団法人日本しろあり対策協会

シロアリ駆除は床下や壁の構造、被害の広がり方に応じた的確な処置が求められます。

そのため、専門性を認められた「しろあり防除施工士」を所有している業者に依頼しましょう。

資格を持つスタッフが在籍していれば現場調査や施工も的確に進められ、再発防止に向けたアドバイスも受けられます。

事前に公式サイトやスタッフ紹介ページに記載があるか確認してみましょう。

 

3、複数のシロアリ駆除業者を比較する

業者選びで重要なポイントは、1社に絞る前に複数の見積もりを取って相場を知ることです。

同じ施工内容でも価格やサービス内容にも違いがあり、見積もりによって相場がわかれば、不当な高額請求か見抜く情報になります。

時間に余裕がある場合は、最低でも2〜3社と比較してから依頼先を決めましょう。

4、公式サイトに施工金額や会社概要があるか

 信頼できる業者は、自社の情報をしっかりと公開しています。

特に次の情報は、信頼できるか見極めるポイントになります。

  • 施工費用の目安
  • 施工事例
  • 対応エリア
  • 会社の所在地

会社情報が不明確だったり、問い合わせフォームだけしか用意されていなかったりする場合は要注意です。
ホームページがあるからといって安心せず、施工事例などもチェックしましょう。
初回相談のときに電話応対やメール返信のスピード・丁寧さを見ることもおすすめです。

【点検後】シロアリ業者の選び方

 現地調査が終わったあとは、いよいよ契約を検討する段階に入ります。このとき、業者の対応や説明の仕方をしっかり観察して、任せて本当に安心かどうかが判断しましょう。

1、事前にわかりやすい見積もりを用意してくれるか

調査後に施工範囲や費用を明記した見積書を書面で提示している業者を選びましょう。

「一式で○万円」というざっくりした見積もりではなく、「使用薬剤の種類・施工箇所・保証期間・交通費・消費税などの内訳」がしっかり記載されているか見てください。

また、追加費用がかかる場合の条件も事前説明する業者であれば、後々のトラブルも防げます。見積もりの段階で丁寧さが感じられない場合は、他社に相談する勇気も大切です。

2、床下や壁などの状況写真を見せてくれるか

見えない部分の施工が多いシロアリ対策では、現地調査の内容を写真をきちんと共有してくれる業者を選ぶことも重要です。

床下の様子、木材の状態、湿気の溜まりやすい箇所の写真を用意し、調査結果をていねいに説明してくれる業者は信頼できる要素の一つです。

シロアリがいたと口頭だけで説明し、写真やデータを見せてくれない業者は、被害がない中で施工料金をもらおうとする悪質なケースもあるため注意してください。

3、使用薬剤など施工内容の説明が丁寧か

施工に使う薬剤や方法について、リスクや効果、持続期間などを丁寧に説明してくれるか見極めましょう。

小さなお子さんやペットのいる家庭では、使用薬剤が人体に与える影響についての説明を受けることも大切です。

またどこに、どのような方法で薬剤を散布するのか再発リスクはどれくらいかといった具体的な内容まで説明してくれる業者であれば、誠実な対応といえます。

4、クーリングオフの説明があるか

訪問調査後にそのまま契約する流れになったとしても、契約のタイミングが自宅での訪問契約であれば「クーリングオフの対象」になります。

これをきちんと書面で説明し、消費者に契約を見直す猶予を伝えてくれる業者は、法令遵守を大切にしている証拠です。

クーリングオフについて説明せず、すぐに契約を急かす業者は信頼性に欠けるため、むやみに契約しないよう気をつけてください。

5、施工後のアフターフォローがある

施工後の保証や定期点検があるかどうかも、将来的なシロアリ駆除の負担軽減につながります。

良心的な業者であれば、3〜5年の保証期間を設けており、万が一の再発時には無償で再施工に対応してくれる場合もあります。

また定期的な点検の案内や施工後のチェック体制も質問しておきましょう。アフターサービスが整っていれば、数年後にシロアリが出てしまった際の心配も軽減されます。

まとめ

シロアリ駆除業者は、信頼できるところかしっかりと見極めることがトラブル防止につながります。

シロアリ駆除に関する悩み、相談は当サービスをご利用ください。

大阪、京都、滋賀などの関西エリアを中心に、シロアリ駆除や予防施工を承っています。

まずはシロアリがいるかどうか点検してほしいなどの相談も、お気軽にお問合せください

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