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お役立ち情報

虫が苦手で触れない。
子供の頃は平気だったのに今は虫を見るだけで怖い。

このような人は決して少なくありません。なぜ人にとって、小さい虫が怖く不気味に見えてしまうのでしょうか?この記事では虫が怖いと感じる心理と、怖い気持ちを抑える方法をご紹介します。

また、実は虫ぎらいを無理に克服しようとすることが、かえって危険な状況になるケースも説明しているため、ぜひ参考にしてください。

なぜ虫が怖いと感じる3つの心理

人にとって虫が怖いと感じてしまうのは、次のような心理が考えられます。怖いと感じる原因に気づけば、虫に怯えすぎずに冷静に対処できる可能性があります。

カラフルな見た目が人間にとって見慣れない

虫は人と比べてとてもカラフルな見た目をしています。例えば日本人なら黒髪と肌の色以外、全身に目立つ色はほとんどありません。

それに対して虫は部位によって色が違ったり、そもそも殻に覆われていたりとかなり特殊な見た目をしています。また、多足や関節、お腹の部分などのディティールも人とはまったく違うもの。
毒々しい色を持った虫もいれば、見た目がたとえ地味でも虫の形は人間とはかなり違いがあります。この違いこそが、人にとって虫は得体の知れない生き物だと、強い恐怖や不安を感じやすいのです。

どんな生態を持っているのかわからない不安

虫は話すことがなく、人とは違った生態を持っています。人からすると得体の知れない生き物であり、何をされるのかわからない強い不安と恐怖があるのです。

人はわからないものに強い恐怖を抱く生き物です。それゆえに、虫という存在は人にとって脅威で、まだ解明されていない生態も多くあります。
言葉が通じない対象で、犬や猫のように感情を読み取ることができません。だからこそ、人にとって虫は強い恐怖を感じやすい対象なのです。

毒・菌を持った危険性を本能で感じている

虫の中には菌や毒を持ったものも多くいます。特に人が恐怖を感じるのは、命の危険の可能性があるものです。

例えば蚊は吸血したものを媒介に、マラリアなどを運んでくることがあります。虫をきっかけに病気が広がり、命を落とすという経験は人間にとって古くから学んできたことです。
そのような虫は危険である知識が、本能的に虫を寄せ付けたくない心理に繋がっているのです。

ほかにも、虫に付着している菌が影響を与える可能性も、虫を怖いと感じる理由の1つです。
虫の体についた菌は、人に触れることで思わぬ感染を引き起こすケースがあるのです。

なぜか大人になってから虫が苦手になる3つの理由

子供時代といえば、虫と遊んだり捕まえたりした人が多くいます。自由研究の対象にするほか、好んで虫を飼育する子供は今もたくさんいるのです。

そんな子供時代は平気だったにも関わらず、大人になってから虫に触れない、見ることも嫌だという人がいます。なぜこのように大人になってから虫が苦手になるのか、その心理を見ていきましょう。

過去の虫にまつわるトラウマ

子供の頃に虫が平気でも、その後にトラウマになるような出来事を経験すると虫が苦手になることがあります。

例えば、ハチやムカデなどの危険な虫に刺された経験は、その後の虫嫌いに繋がります。
子供の頃に犬に吠えられたことで、犬が苦手になるように虫でも同じく昔の経験から、受け入れられない存在に変わるケースがあるのです。

虫の危険性を知ったことによる恐怖心

子供の頃は虫が危険だとそこまで知らずに、生き物として触れ合っていることが多いです。しかし、大人になるにつれて虫の危険性、毒や菌を持っている可能性があることを知ると、虫が怖いと感じるようになるのです。

これは人間が危機に対して敏感になる本能であり、虫が危険な生き物だと思ってしまえば、その後の意識はなかなか変わらないものです。
そんな子供から大人になるにつれての意識の変化が、虫嫌いにつながることも覚えておきましょう。

都会的な環境での暮らしで虫を見る機会が少ない

大人になるにつれて、虫が多くいる外で遊ぶ機会が減り虫と触れ合うことそのものがなくなっていきます。または地方に住んでいても、卒業や就職に合わせて都会に引っ越すなどして、さらに虫を見かける機会が少ない環境に変わる人が少なくありません。
すると虫そのものが見慣れず、たまに見かけるとどうしていいかわからずに強い恐怖を感じることがあるのです。

虫が怖いという気持ちをおさえる方法

虫が怖いという気持ちをすぐに克服することは難しいです。しかし、虫がいることで家に入れない、泣くほどの恐怖を感じるといった状況は、生活にも影響が出てしまいます。
そこで今からできる、虫が怖いという気持ちをおさえるための方法を3つご紹介します。

家に出る虫の種類・生態を調べる

虫が怖いと感じやすいのは、本来いないはずの室内にあらわれたときです。家に出る虫の種類や生態をあらかじめ知っておくと、いざ虫が目の前にあらわれた時にも動揺しづらくなるのです。
例えば、ゴキブリやダニなど家の中に出やすい虫の種類を知り、どんな危険性があるのか調べておきましょう。

人は知識を得て、その対象について学ぶと不安感が薄れます。虫は幽霊ではなく実体があるもので、研究も進んでいる生き物です。 まずは虫について知り、不安感を減らしてみてはいかがでしょうか。

外にいる虫を見て慣れていく

虫は室内で見かけると強い恐怖を感じやすいです。それならば、本来虫が暮らしている外に行って、自然環境で暮らす姿を見ましょう。
虫の姿そのものに慣れれば、もし部屋の中に出てもまったく虫を見ていない状態よりも、慌てずにいられます。 特に大人になると虫を見ることが減るため、休日に公園やアウトドアに行くなど、虫が当たり前にいる場所にでかけてみましょう。

スプレーなど虫退治グッズをそろえておく

「備えあれば憂いなし」という格言があるように、何らかのトラブルが起きても準備しておけば冷静に対処できます。
虫が苦手ならもし虫と対面しても、退治できるようなグッズがあると心強いです。
虫によって対策グッズは違いがありますが、代表的なものなら殺虫スプレー、予防のための薬剤を散布するなどがあります。
ほかにも虫に直接触れずに処分できる、粘着性のあるハエ叩きといった便利グッズもあります。虫が苦手なら、ぜひ便利な退治グッズをそばに置いておきましょう。

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怖がった方がいい危険な虫もいる

虫の中には刺されることで死に至るような危険な種類がいます。保管にも感染症を持っていたり不衛生だったりと、むやみに退治することが危ないケースもあるのです。

そのため、人が虫を怖がることは防衛本能とも言えるのです。虫を過剰に怖がると、日常生活に影響が出てしまう人もいますが、反対に虫に全く抵抗がない人も危ないと言えます。
だからこそ、どんな虫が危険なのかそのポイントをおさえておきましょう。

刺されると毒で死に至る危険性がある虫

刺されると毒やショックで死にいたる可能性がある虫は要注意です。 代表的なものではスズメバチといった、強い毒性を持っている虫です。

痛みだけでなく、スズメバチによるアナフィラキシーショックを発症すると、アレルギー症状でショック死や呼吸困難による死といった命に関わるケースもあるのです。

感染症を媒介する危険な虫

日本ではリスクが低いですが、海外では蚊に刺されただけでも感染症にかかり命を落とすケースがあります。

例えばデング熱の感染源になる、シマ蚊やハマダラ蚊などがいます。ほかにもノミの中には卵を産みつけるときに、ペストなどの菌を移すケースがあるのです。日本ではシラミなど、不衛生でいると発生する虫もいます。
このような虫の被害を受けたら治療の必要があるため、危険性を知った上で近づかずに適切な治療を受けましょう。

自力での駆除がむずかしい虫

自力での駆除がむずかしいような大量発生する虫も、自分で対処しないことが大切です。

例えばダニ、シロアリなどは、自分だけでは駆除しきれません。しかし放置すると肌トラブルにつながったり、家の柱が弱くなったりと、深刻な被害に繋がってしまいます。

部屋に出た虫が怖いならプロに駆除を依頼しよう

部屋に出た虫を自力で駆除できない場合は、プロに依頼しましょう。虫が怖い気持ちがある中自力で解決しようとした結果、危ない目に遭ったり退治の際に怪我をしたりする可能性があります。

また、大量の虫にはプロによる徹底した駆除作業が大切です。例えば蜂の巣の駆除、大量に沸いたダニ、ムカデや蛆虫などは自力で対処しきれません。
さらに虫が湧きづらい部屋を作るための予防もできることが、プロに駆除を依頼するメリットです。

関西(京都・大阪・滋賀)にお住まいの方はお気軽にご相談ください

虫が怖い気持ちは人の本能で感じる、得体の知れないものに対する不安が強く関わっています。
ほかにも虫がもつ菌、毒などが怖いといった気持ちも、生存本能から自然と感じてしまうものなのです。

しかし、虫が怖い心理を知ったり、虫の生態を調べたりすることで、万が一虫が部屋に出ても、恐怖で何もできないといった状況はある程度対処できます。

虫の中には自力で駆除しない方がいい種類もたくさんいます。だからこそ虫が怖くて倒せない時は、害虫駆除のプロに依頼しましょう。京都、大阪、滋賀などの関西で害虫にお困りの際には、ぜひ株式会社ルフトまでお気軽にお問い合わせください。

自力では虫に触れないといった強い恐怖心がある人も、プロに全て任せれば安心です。今いる虫の悩みはもちろん、虫が発生しないように予防も依頼したい方におすすめです。

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